スケール除去 | 事例03 充填材にスケールで詰まった!クーリングタワーで水があふれる原因
クーリングタワーで、薬剤を使用しているにもかかわらず、充填材にスケールが固まって詰まるスケール障害にお悩みのお客様が増加しています。こうした問題を解決するために、水質改善器具アクアクリスタルリングを設置することで、充填材内部のスケールが剥がれ落ち、スケール障害が解消されます。
事例の概要
■相談内容
クーリングタワーの充填材にスケールが詰まり、水があふれてしまうスケール障害が発生。充填材の内部をキレイにしたいとのご相談でした。
設置場所 | 東京都 / 製造工場 |
設備 | 中型クーリングタワー (冷却塔) |
ACR設置前
クーリングタワー・冷却塔の充填材がスケールで詰まり、循環水が充填材内を通らず、水槽部に直接水が溢れる状態になり、熱交換効率が大幅に低下していました。
ACR設置3ヶ月後
冷却塔・クーリングタワーの稼働を止めず、ACRを設置しました。
効果1 充填材内部のスケールが取れた
ACRを設置してから3ヶ月後、充填材内部のスケールが取れ、充填材を通らず滝のようにあふれていた水が充填材の中を通過し、クーリングタワーの冷却が正常になりました。
効果2 冷却塔で泡立たなくなった
クーリングタワーに、泡が発生していました。泡の原因は、薬剤によるもので、死滅した雑菌が泡立っている場合と、薬剤の濃度が高すぎて泡立っている場合があります。場合によっては、冷却塔内全体が「泡だらけ」になります。
これは、水質が汚染されている状態です。
ACRの効果で水質改善され、泡立ちが無くなりました。冷却効率が上がりました。
写真奥でチェーンにぶら下がっているのがACRです。ACRは水の流れを介して、水質改善されます。3ヶ月の短期間で効果が現れました。
まとめ
充填材にスケールが詰まって滝のように循環水があふれると、水が冷えず熱効率の低下が著しくなります。
ACRは、充填材の奥までスケールを除去でき、充填材に水が均等に流れるようになります。熱効率が上がると、電気使用量のコストを大幅に減らすことが出来ます。
薬剤も電源も使用しないACRで、効果を得られることができます。